【2026年最新】歴代実写スパイダーマン映画ランキング全9作|最高傑作はどれだ!?

歴代スパイダーマンランキングアイキャッチ

※この記事は歴代スパイダーマン映画のネタバレを含みます.各作品の結末にも触れています.未鑑賞作品がある方はご注意ください.


この記事を書いた人

ヌクレ博士
ヒーロ映画が大好きおじさん
ドラマの多いヒーロ物に弱い
歴代映画ランキングを是非見てね!
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「歴代実写スパイダーマン映画で,結局どれが一番面白いのか」というテーマについて,ヌクレ博士が研究します.

最初に大前提です.今回9位まで順位をつけていますが,別に9位が駄作という意味ではありません.むしろ僕は実写スパイダーマンをほぼ全部好きです.

でも,全部好きだから順位をつけません,ではランキング記事にならない.

世間の評価が高いから上げる,評判が悪いから下げる,みたいな忖度もなし.映画としての完成度だけではなく,「スパイダーマンらしさ」「人間ドラマ」「どれだけ感情を破壊されたか」「もう一度観たいか」で勝手に順位をつけます.

つまり,かなり主観です.

先に結論|歴代実写スパイダーマン映画ランキング全9作

順位作品評価ひと言評
1位スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ★5.0不満もある.それでもピーターの物語として10点.
2位スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム★4.5ファンサだけならここまで上げない.責任と自己犠牲が好きすぎる.
3位スパイダーマン★4.5ヒーロー誕生映画として今観ても色褪せない.脳を焼かれた.
4位スパイダーマン2★4.5ピーターの人生をグチャグチャにして面白いのがずるい.苦しむ姿が見たいんじゃ.
5位スパイダーマン:ホームカミング★4.0青春映画として好き.でもアイアンマンの影はかなりデカすぎて….
6位アメイジング・スパイダーマン2★4.0世間よりかなり高評価.エレクトロ好き.グウェンの展開はもっとやりようなかったかな.
7位スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム★4.0ミステリオは最高.ニック・フューリーはどうした.
8位スパイダーマン3★4.0好きな要素は多い.でも全部盛りでちょっと散らかった.
9位アメイジング・スパイダーマン★3.57点ある.でもヴィランでは全然テンションが上がらない.

では蓋を開けてみよう.

1位 スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ【★5.0】

いきなり最新作です.でも僕の中では文句なしの1位.★5満点です.

一番良かったのは,ピーター・パーカーだからこそスパイダーマンは愛されるというところを,これでもかというくらい描いていたこと.MJとの関係は感情がグッチャグチャになるし,メイおばさんの言葉は反則級に刺さるし,病院からの脱出シーンでは本当に泣きました.

ハルクの扱いも,ちゃんとしたラスボスがいない感じも,正直かなり引っかかっています.

それでも★5.0です.

不満込みでも,ピーター・パーカーの物語として一番好きでした.

『ノー・ウェイ・ホーム』で全部失ったピーターが,簡単には報われない.でも人々にはちゃんと愛されている.MJとの関係も元に戻るのではなく,新しい関係が始まる.まさしくBrand New Day.

これはすごかった.

詳細の感想記事はこちら↓

『ブランド・ニュー・デイ』は個別記事でもかなり掘っています.映画全体の評価はネタバレ感想,MJとの関係はMJとのキスの意味,終盤のV-MAXとサラはV-MAXと天井の意味,ダメージ・コントロール局長は局長の正体とピーターが嘘に気づいた理由で整理しています.

2位 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム【★4.5】

こっちはもう別格です.歴代スパイダーマンを観てきた人への巨大なファンサービス映画なので,普通に比較するのもどうかと思うくらい特別な作品です.

ただ,僕が好きなのはお祭り要素だけではありません.この映画,かなり綺麗にピーターの善意と未熟さが全部災厄につながる構図になっています.

大学の件で大切な人たちを助けたいから記憶を消そうとする.その結果問題が起きる.ヴィランたちも助けたいと願ってしまう.その結果,メイが死ぬ.ピーターの行動って全部,自分が得したいからじゃないんですよね.全部誰かのため.

でも力を持っている以上,その選択には責任が伴う.

そこに過去のピーターたちまでやって来て,完全にお祭り騒ぎになる.それなのに最後は,自分自身が世界から忘れられるという最大級の自己犠牲を選ぶ.

これって実質,トム・ホランド版スパイダーマンのオリジン映画なんじゃないかと思っています.エモいし,面白いし,スパイダーマンという作品の核までちゃんとある.最高です.

3位 スパイダーマン【★4.5】

サム・ライミ版1作目.僕の中では,スパイダーマン像そのものを作り上げた映画です.

今でも僕の中の「スパイダーマンってこうだよな」の原点です.

子どもの頃にこれを観て,完全に脳を焼かれました.

特に好きなのがオリジン部分.ピーターが力を手に入れて,喧嘩の最中に相手の動きがスローモーションに見えたり,壁を登ったり,手首からウェブを出そうといろいろ試したりする.あのワクワク感,何回観ても最高です.

一方で話はかなりエグい.ピーターが自分のために力を使い,復讐心を優先した結果,ベンおじさんを失う.自分の選択が取り返しのつかない結果につながるという,ヒーロー誕生の物語として相当重いです.

今では当たり前になった「普通の青年が力を手に入れ,失敗し,責任を知ってヒーローになる」という流れを,ほぼ完成形で見せてくれた作品だと思います.

ヒーロー・オリジン映画の完成形みたいな最高傑作.

なので3位.

4位 スパイダーマン2【★4.5】

一般的にはシリーズ最高傑作として挙げる人もかなり多いと思います.僕もめちゃくちゃ好きです.

ドクター・オクトパスがとにかく魅力的.「なんか勝てそうなんだけど,普通に負けそう」という絶妙な強さなんですよね.圧倒的すぎる敵ではないのに,ピーターが何度戦っても簡単には勝てない.

そして何より人間ドラマ.MJとの関係,ハリーとの関係,ヒーローを続ける苦しさ,能力まで失うピーター.本当に何回絶望させるんだよというくらい苦しみます.

ピーターの人生,ずっとグチャグチャです.仕事も恋愛もヒーローも全部うまくいかない.

でも僕は,そうやって苦しんでいるピーターが見たいんじゃ.

電車を止めるシーンは当然名シーンですが,僕は瓦礫を抱えながらMJと話すところもかなり好きです.戦ってるだけじゃなく,ピーターの人生そのものがずっとグチャグチャなのが良い.

2作目って続編として失敗することも多いのに,これは普通に1作目を超えてくる部分がある.強いです.

5位 スパイダーマン:ホームカミング【★4.0】

ここからトム・ホランド版の始まり.新しいスパイダーマンとしてかなり良かったです.

サム・ライミ版ともアメイジング版とも違って,とにかく若い.明るい.ティーンエイジャー感が強い.でも,だからといって軽いだけではありません.

背伸びしたいピーターがアベンジャーズに入りたくて暴走する.失敗する.怒られる.そして自分を見直す.この流れがすごく綺麗でした.未熟な高校生がヒーローになろうとして空回りする人間ドラマとしてかなり好きです.

一方で,物語の規模は少し小さめ.それとMCU作品なので仕方ないんですが,アイアンマンをはじめとしたクロスオーバーの力に頼っている感じは少し気になりました.

ただ,アイアンマンの存在感がデカすぎる.

スパイダーマン単独映画として見ると,そこだけはちょっと気になります.

単独のスパイダーマン映画としての強さでは上位4作に届かない.でも「新しいスパイダーマンを作る」という意味ではかなり成功していたと思います.

6位 アメイジング・スパイダーマン2【★4.0】

この作品,世間の評価より僕はかなり好きです.

理由は単純.エレクトロがとにかくカッコいい.

「こんなのどうやって倒すんだよ」と思わせるヴィランって,ヒーロー映画においてかなり大事だと思うんですよね.しかも今作は強敵が複数出てくる.シンプルにヒーロー映画としてワクワクしました.

そしてグウェン.

あれは本当にキツい.意味が分からなくなるくらい辛い.あそこまでやるとは思わなかった.

だからこそ惜しいんですよね.グウェンを失ったピーターが,そこからどう立ち直るのか.そこをもっとドラマとして見たかった.ものすごく大きな事件なのに,そこからの復活が少し早い.

もっと掘っていたら,僕の中ではさらに上位に来た可能性があります.

7位 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム【★4.0】

ミステリオがとにかく魅力的でした.

本当にいい人にも見えるし,めちゃくちゃ嫌な奴にも見える.あの胡散臭さとカリスマのバランスが良かったです.MJとの恋愛が進んでいく流れも好きでした.高校生ピーターとしてはかなり自然で,青春映画として楽しい.

ただ,ところどころチープさも感じました.エレメンタルズ周りとか,精神攻撃のような映像演出とか,「これは演出としてわざとなんだろうな」と思いつつも少し気になる.

そしてニック・フューリー.

さすがに下げすぎじゃない?

と思いました.後から事情が分かるにしても,劇中では「こんなに騙される人だったっけ?」というツッコミがかなり出てくる.ストーリー全体も割とツッコミどころ満載です.

普通に面白い.ミステリオも好き.でも上の作品と比べると少し落ちる.それで7位です.

8位 スパイダーマン3【★4.0】

8位ですが,普通に面白いです.

特にサンドマン.誕生シーンの映像がめちゃくちゃカッコいい.身体が砂になって,崩れながら立ち上がっていくところは今観てもかなり印象的です.戦闘シーンにも絶望感があるし,敵としても良かった.

ハリーのゴブリンも悲しい.長く続いてきたピーターとの関係がついに決着するので,シリーズを観てきた側としてはかなり刺さります.

一方で,ピーターの人間ドラマについては少しネタ切れ感がありました.黒スーツで傲慢になる展開などいろいろあるんですが,「この映画を通してピーターがどう変わったのか」という部分は,上位作品ほど強く感じなかった.

要素は多いし普通に楽しい.でもシリーズ3作目として見ると,少し散らかっている.それで8位です.

9位 アメイジング・スパイダーマン【★3.5】

唯一の★3.5です.

と言っても別に駄作だとは思っていません.ただ,当時の僕の中ではサム・ライミ版によってスパイダーマン像が完全に出来上がっていたんですよね.

そこへかなり若々しくて,軽快なアンドリュー・ガーフィールド版ピーターが来た.正直,最初はかなり馴染めませんでした.

ヴィランも個人的には弱そうに見えてしまって,あまりワクワクしなかった.1作目として期待していた分,少し肩透かしでした.

ただし,良いところもあります.

グウェンが可愛すぎる.アンドリュー・ガーフィールドがイケメンすぎる.

これは間違いない.

あと,シリーズ全体に伏線を張っていく構成は好きでした.だからこそ,このシリーズもちゃんと最後まで見たかった.結果的に途中で終わってしまったのは本当に惜しいです.

『ノー・ウェイ・ホーム』でアンドリュー版ピーターを改めて見て,「このスパイダーマンもっと見たかったな」と思った人はかなり多いんじゃないでしょうか.僕もその一人です.

ぶっちゃけタイム開始です.

ここまでランキングにしておいて言うのもなんですが,スパイダーマン映画,基本的に全部面白いです.

9位だから嫌い,8位だから駄作,という話では全然ありません.僕の中では1位から8位まで全部8点以上.アメスパ1ですら7点あります.

じゃあ何で順位をつけたのか.

結局,僕が一番好きなのはピーター・パーカーが苦しんで,それでもヒーローを続ける話なんだと思います.

力を持ってしまった.責任がある.大切な人を守りたい.でもその選択のせいで自分が傷つく.それでも人を助ける.

この構造が強い映画ほど,上位に来ています.

だから最新作の『ブランド・ニュー・デイ』が1位になったし,『ノー・ウェイ・ホーム』もライミ版1作目も上位になりました.

逆に,ヒーロー映画として普通に面白くても,ピーター本人の苦しさや成長が少し弱いと順位が下がる.自分で並べてみて,かなり分かりやすいランキングになりました.

結局,僕が好きなのはピーター・パーカーだった

スパイダーマンって,能力だけ見るとかなり強いです.壁を登れる.ウェブで飛べる.怪力もある.スパイダーセンスまである.

でも映画でずっと描かれているのは,そんな能力の爽快感以上にその力を持ってしまった普通の青年がどう生きるかなんですよね.

ベンおじさんを失う.グウェンを失う.メイを失う.MJとの関係も失う.親友とも壊れる.何回人生を破壊されればいいんだよと思います.

それでもスパイダーマンをやめない.

だから,これだけ何度映画化されても観てしまうんでしょうね.

現時点で僕の1位は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』です.でも次の映画を観たら,また普通に順位が変わるかもしれません.

それも含めてスパイダーマンシリーズを追いかける楽しみだと思っています.

以上,ご清聴ありがとうございました.